エベレストを越えてまず目に飛び込むのは「死のゾーン」
世界一高い山、エベレスト。その頂上は標高8,848mと、人類にとって最高峰として知られています。
しかし、そのエベレストを登る際、まず越えなければならないのが「死のゾーン」と呼ばれる場所です。エベレストの標高8,000m以上の領域を指し、人体に甚大なダメージを与える厳しい過酷な環境が広がっています。
死のゾーンでの生存は困難!
死のゾーンの標高8,000m以上の領域は、酸素が濃度が低く、気温も低くなるため、人体にとってあまりにも過酷な環境になるため、人間が生きていくためには、酸素ボンベを使用することが必須です。
また、高山病や気管支炎、脳浮腫など、遭遇した病気によって生命の危険に晒されることが多く、死に至ることもしばしばです。
エベレストには土地や民族にまつわる秘話も!
エベレストはチベットの聖なる山々とクマリ族によって囲まれており、これらの土地や民族にまつわる伝説や秘話も存在します。
また、エベレストの名前も、イギリスの探検家であるサー・ジョージ・エベレストにちなんで名づけられたもので、実はネパール語での呼び方はサガルマータ・マタ(覇母峰)であり、これもまた、地元ネパール山岳民の信仰に深く根付いた名前です。
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