赤ちゃんは甘えん坊?新生児期の心理について

赤ちゃんは大人と同じように感じる?

赤ちゃんは、まだ言葉で自分の気持ちを表現することができないため、泣き声や表情で大人に伝えます。しかし、実は赤ちゃんは生まれてから1か月ほどの間、心臓や呼吸、体温などの生命維持機能しか働かず、感情が芽生えるのは2か月ほど経ってからと言われています。

つまり、新生児期の赤ちゃんは、痛みや空腹、眠気などの基本的な感情は感じることができますが、喜びや悲しみといった複雑な感情はまだ芽生えていないということです。

赤ちゃんの甘えん坊ぶりには理由がある

そんな赤ちゃんが、なぜ大人に甘えるようになるのでしょうか。それには、成長に密接な関係があります。

赤ちゃんは生まれたばかりの頃は、世界が広すぎて不安な気持ちになります。しかし、大人に抱きしめてもらうことで安心感を得ることができ、自分が守られているという安心感を感じることができます。

また、赤ちゃんはまだ独り立ちできる力がなく、必要なものを大人に頼らなければ生きていくことができません。そのため、大人に甘えることで、生存に必要なものを得ることができるという意味もあります。

赤ちゃんを甘やかしすぎるといいことがない?

赤ちゃんを抱っこしすぎたり、甘やかしすぎると、将来的に社会性がない人物になってしまうといわれています。しかし、赤ちゃんが時期にあった甘えを受け取り、健やかに成長するためには、甘えに応えてあげることも必要です。

赤ちゃんが甘えたがるのは、その時々での安心感を求めているにすぎません。甘やかしたり、甘えを拒否することは、赤ちゃんの心理成長に良くない影響を与える可能性があります。適切な甘えを与えてあげることが大切です。


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