犬の尻尾の形は品種によって変わる？

犬の尻尾の形の違い

犬の尻尾はほとんどの場合、同じような形状をしていますが、実は品種によってその形は全く異なる場合があります。

例えば、ボストンテリアやフレンチブルドッグのように、尻尾が短くまっすぐに立っている犬種もあります。

また、柴犬や秋田犬のように尾がフサフサで巻き返っている犬種もいます。

更に、グレートデーンやアイリッシュ・ウルフハウンドのように、尾が長く細く下がっている犬種もいます。

犬の尾の形状には、その犬種がどのような働きをするかによって目的があると考えられます。

例えば、尾を短くまっすぐ立てることで体重移動が楽になり、俊敏性を高めることができるため、ボストンテリアやフレンチブルドッグのような狭い場所で狩りをするための犬種に多く見られます。

一方、尾を長く下げることで、猟犬などの場合は地面の匂いをより強く感じることができます。

また、秋田犬のように、巻き返した尾は、身体が冷えないようにする程度の断熱効果があると考えられています。

犬の尻尾の形状は、犬種によって異なる場合があることが分かりました。

尻尾の形状にはそれぞれ目的があり、その犬種がどのような働きをするかによって尾の形状が決まっていることが分かりました。