日本のテクノロジー文化

電子レンジは日本発祥

電子レンジは、アメリカのペレー社が開発を進めたものの、日本の松下電器（現・パナソニック）が世界初の実用化に成功した製品です。当時、日本ではお弁当箱には必ずと言っていいほど入っていた保温機能付きのお弁当箱も、同様の技術を使って開発されました。

メカニカル･テレビの発明により、日本にはインカー番組という珍しい娯楽番組が存在しました。これは、実際に製造工場の様子をカメラに収め、工場長がその場にいる視聴者に対して説明を行うというものでした。

折り畳み自転車は、日本人の生活に合わせて開発されました。一つの駐輪場所に自転車を駐めることが難しい都市部では、室内に持ち込んで収納することができるこの自転車は大変重宝されています。

オープンソースは、世界的な情報通信技術が発展する中で、日本のソフトウェア開発者の一人である竹内康範氏が提唱したものです。オープンソースは、ソフトウェアの開発から公開、配布、改変（改良）を行う際に、著作権者がそのまま保有することができるという利点をもちます。