ホホバオイルは実は液体ワックス！

豆知識：

ホホバオイルは、実はオイルではなく、液体ワックスです。ホホバは半砂漠地帯に自生する低木で、その種子から採れるオイルは、一般的な植物オイルと異なり、化学構成が液体ワックスに近いためです。

ホホバオイルは、西アメリカ原産のホホバの種子から抽出されます。今日では、化粧品やスキンケア製品に広く使用されています。しかしこの「オイル」は、実際にはオイルというよりも、液体ワックスに近いものです。

ホホバオイルは、「シードオイル」の1つで、植物の種子から抽出されます。そして、オメガ脂肪酸を始めとする多くの栄養素が含まれているため、保湿や抗炎症効果があることが知られています。また、皮脂に似た特徴を持ち、肌になじみやすく、詰まりにくいという特徴もあります。

しかし、ホホバオイルは、「オイル」という表現があまりにも一般的なため、多くの人がそのように考えてしまうかもしれません。実際には、ホホバオイルは、融点が非常に高いため、常温で液体の油とは異なり、軟膏やクリームと同様、固体となるため、液体ワックスといわれるのです。

ホホバオイルは、実は液体ワックスであるという事実を知っていると、何か新しい発見ができたような気がしますね。化粧品やスキンケア製品に利用されることが多いですが、皆さんが普段使っている化粧品にも含まれていることがあります。また、液体ワックスのため、常温では固体となっていることにも注目しましょう。