豆知識1: 「ラウフマシーン」という名前で登場
自転車は、まずはドイツのカール・フォン・ディーゼンホーフェルが発明した「ラウフマシーン」という名前の乗り物から始まりました。
ラウフマシーンは、現在の自転車とは異なっており、前輪にのみ大きな車輪がついた乗り物で、足で地面を蹴って進む方式でした。
豆知識2: 現在の自転車の原型はフランスで開発された
ラウフマシーンの発明から数十年後、フランスで「ヴェロシペード (vélocipède) 」という名前の、現在の自転車に近い乗り物が生まれました。
ヴェロシペードには、現在の自転車にあるようなクランクやペダルはついていませんでしたが、二輪である点や車輪の大きさや形状が現在の自転車に似ています。
豆知識3: 自転車は第二次世界大戦で女性の社会進出を後押し
自転車は長い間、男性専用の乗り物として扱われてきました。しかし、第二次世界大戦中には、自転車が女性の社会進出を後押しする役割を果たしました。
自転車は、ガソリンやタイヤ不足の影響で自動車やバスの運行が困難になった時期もあり、そんな中で自転車に乗ることが現実的なアイデアとされました。こうして、当時は男性が占める職場にも女性が進出するきっかけとなったのです。
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