揺りかごができるまで
揺りかごは、何百年も前から使われていたと考えられています。古代の人々は、木材や繊維を使って、自分たちの子供たちを眠らせるためのものを作っていました。しかし、揺りかごがどのように発明されたのかについては、明確な答えはありません。
一説によれば、揺りかごは17世紀にフランスで発明されたといわれています。当時、女性たちは広いスカートを着用していて、赤ちゃんを抱っこして歩くのはとても不便でした。そこで、隣に座っている人が揺らいでくれる程度の揺れるスペースがあれば、育児の負担が軽減されると考えたのです。
揺りかごの発明者
揺りかごを発明した人物については、諸説ありますが、最も有名なのはアメリカのベンジャミン・フランクリンです。フランクリンは、1730年頃に揺りかごを発明したとされています。
フランクリンの揺りかごは、スタンドが付いていないもので、天井から吊るすタイプでした。また、揺りかごの上部には、鈴がついているものもあります。これは、母親が子供が眠ったかどうかを確認するために用いられました。
当時の人々にとって、フランクリンの揺りかごは、優れた発明品でした。特に、地震が多かった日本においては、揺れる家屋の中で子供を安全に寝かせることができたということで、日本でも大変人気のあるものとなりました。
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