①なぜ石鹸は泡立つのか?
石鹸は油脂と炭酸ナトリウムもしくは炭酸カリウムを反応させて作られます。洗うときには、油脂汚れを水に溶かすわけですが、水と油は分かり合えない状態です。そこで、石鹸は油と水の架け橋となり、油を包み込むようにして不純物質を浮かび上がらせきれいにするのです。それに同時に、泡ができるのは石鹸分子が水に溶けるとき、分子同士が反発しやすくなるからです。
②カエルはどうやって冬を越すのか?
カエルは冬になると地中に穴を掘って中に潜り込み、体温が下がらないようにします。体内で耐寒性タンパク質を作り出し、また、体内に脂肪を蓄えることで、冬を越すことができます。なお、冬眠状態であっても、体内で代謝が行われるため、酸素が必要です。カエルは皮膚から酸素を吸収することができるため、冬眠中も生き延びることができるのです。
③なぜ花粉症の人が目がかゆくなるのか?
花粉症の原因は、植物が繁殖するために放出する花粉に、アレルギー反応が起きることです。花粉が目に入り、目にある組織に反応して、免疫細胞が大量に働き、組織を刺激します。その結果、目がかゆくなり、痒みや赤みが生じるのです。また、鼻や喉などの粘膜にも花粉が付着することでアレルギー反応が起こり、鼻水やくしゃみなどの症状が出ます。
④なぜ蚊は刺されるとかゆくなるのか?
蚊は、人間の血液を吸うため、針のような口を刺し、唾液を吐き出します。その唾液の中には、血液をサラサラにする酵素が含まれています。この酵素が人間の血液を溜め込みにくくして、蚊が吸えるようにするため、かゆみを感じるようになります。また、蚊によって、炎症が引き起こされ、免疫細胞が活性化されるため、さらにかゆみを引き起こすのです。
⑤長い舌が自慢の動物は?
長い舌を持っている動物の中で、最も長い舌を持っているのは、アリクイです。アリクイの舌は、体長の1.5倍もあると言われています。アリクイは、長い舌を使って、アリやシロアリを食べますが、舌が長いため、非常に早く食べることができます。また、蜜を取るためにも、長い舌を利用します。
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