サラダ油の豆知識

1. カロリーが高い？低い？

多くの人がサラダ油を使用して調理をする際に、「カロリーが高そうだから控えた方が良い」と考えるかもしれませんが、実は100gあたり約900kcalと、バターやマーガリンに比べても低いカロリー数です。

サラダ油には不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、不飽和結合によって酸化しにくいという特徴があります。そのため、長期保存でも風味や品質が落ちにくいとされています。

サラダ油にはビタミンEが豊富に含まれており、成人1日あたりの推奨量の約半分を1テーブルスプーン（約15ml）で補えます。

サラダ油は熱に強く、高温でも煙が出にくいため、揚げ物や炒め物に適しています。ただし、過剰に加熱すると生成されたアクリルアミドが体に悪影響を与えることがあるため、加熱の際には適度な温度管理が必要です。

サラダ油には、揚げ物に適した高温油の「ピーナッツオイル」や、コレステロール値を下げる働きがある「オリーブオイル」、美肌効果が高い「ホホバオイル」など、種類が豊富にあります。料理の種類や目的に合わせて使い分けることが大切です。