豆知識1:シャープペンシルの芯は六角柱
あなたはシャープペンシルの芯は、普通の鉛筆のような円柱だと思っていましたか?実は、シャープペンシルの芯は、六角柱なのです!
六角形にすることで、芯が折れにくく、芯が回転しないようになっています。また、芯が六角柱であるために、公差が厳しくなりますが、正確に導射できるようになります。
豆知識2:芯が出てこない原因は、実は消しゴム側
シャープペンシルの芯が出てこないとき、多くの人が芯が壊れたと思い込んでいますが、実は原因は、消しゴム側にあることが多いのです。
芯が出てこない場合、まずは消しゴム側のツメが折れていないかを確認してみてください。ツメが折れている場合や消しゴムが詰まっている場合は、芯が出てこなくなる原因となります。
豆知識3:シャープペンシルは第二次世界大戦前から存在した
シャープペンシルは、第二次世界大戦前から存在していました。1915年には、日本の鉄道技師が発明した「エバーレディペンシル」というシャープペンシルがあったとされています。
また、1929年には、アメリカのクラウス社が、ノック式のシャープペンシルを発明し、普及させました。現在のように、プラスチック製の軸と芯が一体となった、現代のシャープペンシルは、1949年に日本の文具メーカー・三菱鉛筆(旧・電気化学工業)が世界で初めて開発したものです。
豆知識4:シャープペンシルは実は鉛筆ではない
シャープペンシルを鉛筆と呼んでしまっている人がいますが、実はシャープペンシルには鉛筆のような鉛は含まれていません。シャープペンシル芯には、樹脂製の芯、グラファイト芯、硬質炭素芯など、様々な種類があります。
豆知識5:シャープペンシルの歴史的価値
シャープペンシルには、歴史的な価値があるものもあります。例えば、1965年に発売された「パイロット・カプセル」というシャープペンシルは、1954年に発売された「パイロット・ピンチ」というシャープペンシルをベースに、改良を加えられたもので、現在でも高い評価を受けています。
また、1970年代には、ステンレス製のバレルに、アクリル樹脂のグリップを装着した「エステファーナ・テクニカ」というシャープペンシルが大人気となり、コレクターから熱い支持を受けています。
コメントを残す